BESPOKE STYLE

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今作品では イギリス、ロンドンに拠点を置くビスポーク店が紹介されています。紹介されたページの中では前作の「SAVILE ROW」同様、それぞれのお店の歴史について「深い」理解を得ることが出来る内容となっています。

紹介されているビスポーク店。まだ実物を見たこともない高級服ばかりですが、ページをめくりその歴史を知るごとに「実際に見ることが出来たら…」という感情が芽生えてきました。


そして、前作と違うのは今作品はテーラーだけではなく「ビスポーク」 という枠組みの中で靴、シャツ、フレグランス等の名店も取り上げられていること。


例えば取り上げられているブランドの一つ、ターンブル&アッサーがあります。


本を読みながら、高級なスーツはまだ持っていなくても「ターンブル&アッサーなら持っている」という方ももしかしたらいるのでは…と少し思いました(以前僕がそうでしたので)。当然のことですが、スーツに比べてシャツなどは安価なので高品質なものにも手を出しやすいアイテムですから。


そういった方が、この本を読み、そのブランドについての歴史を知るなら自身の手持ちアイテムに対する愛着を深めるきっかけ気もなるのでは、と少し。


何を言いたいのかといいますと、濃い内容の本ではありますが、これからスーツを知りたいと思っている人たちにも是非手に取ってほしい本だったということです。手持ちのアイテムに紹介されているブランドが無かったとしても、「本物」に触れるきっかけ作りとなってくれる本であることには間違いありません。


語るまでもないですが、本物を既に知っておられる方にとっても良書となることは間違いありません。美しい写真、深い歴史、綿密な取材を通して語られた名店の言葉。どれも「感情」を刺激するものです。